君の横顔悲しさ溢れ
無言のままずっと空を見上げてた
さよなら言ったあの場所は
夕暮れ間近の防波堤
寄せては消え行く波の音
悲しく響くは蝉の声
無言のまま 車に乗り込み
カーラジオ付けた
昔聞いたあのメロディ
優しくわびしく流れ出す
何億分の一かのドラマ 終わりを告げた
もう振り向かない 振り返らない
ある夏の思い出
いつのまにか家路に着いた
縁側で遊ぶ子供たち
花火の音色が愛おしく
別れの時を迎える
もう会えないの 聞こえないふりして
車に乗り込む
テールランプの輝きが
君と僕の距離遠ざける
何億分の一かのドラマ 終わりを告げた
もう振り向かない 振り返らない
ある夏の思い出
何億分の一かのドラマ 終わりを告げた
もう振り向かない 振り返らない
ある夏の思い出